イタリアのフィギュアスケート選手、マッテオ リッツォさんが甘いマスクでかっこいいと話題です!
2023年のヨーロッパ選手権2位、グランプリシリーズのフィンランド大会で4位と、実力をつけている選手です。
じつはマッテオ リッツォ選手は警察官としての顔も持っているとのこと。
また、マッテオ リッツォ選手はイタリアのフィギュアスケート界で「ある偉業」を成し遂げた選手でもあります。
警察や偉業という言葉がめっちゃ気になりますね!それでは見ていきましょう!
マッテオ リッツォ選手プロフィール
- 生年月日: 1998年9月5日、ローマ生まれ
- 国籍:イアリア
- 身長/体重: 170cm / 59kg
- 主な戦績: 18年,22年オリンピックイタリア代表
- ヨーロッパ選手権 23年2位、19,24年 3位
- NHK杯 18年 3位
- 23年 GPシリーズ フィンランド大会4位
- 24年 CSブダペスト杯 1位
- その他:警察に所属
上は21年NHK杯。向かって右側。
警察所属ということいついても見ていきましょう。
マッテオ リッツォ選手は警察官でもある?!
デマとかではなくて、本当に警察に所属しています。
マッテオ リッツォ選手のインスタのメッセージにも警察への感謝のメッセージが述べられています。
特に感謝したいのは私のクラブとfiamme azzurre (アズーレ彼の所属会社(警察))。いつも私の味方でいてくれるスポーツグループ。
2023年12月22日のマッテオ リッツォ選手のインスタ
そして警察と一緒に撮影したインスタも。
翻訳:まるで第二の家族のように、永遠にフィアメ・アズーレ
翻訳:刑務所警察隊結成201周年。警視補への昇進、そしてスポーツグループ・フィアメ・アズーレへの深い感謝を込めて。※中央がリッツォ選手
これらのメッセージに出てくる「フィアメ・アズーレ(Fiamme Azzurre)」は、イタリア語で「青い炎」を意味し、イタリア警察のスポーツチームの愛称。
マッテオ リッツォ選手はフィギュアスケート選手として警察のスポーツチームに所属。
そして勤務先は刑務所警察であることがイタリア警察のHPにもリッツォ選手のプロフィールが次のように記載されています
- 採用日: 2017年12月26日
- 所属機関: ミラノ刑務所(サン・ヴィットーレ)
- 職位: 職員
警察に採用されたのが2017年なので20歳の時。
じつは他にも数多くのスポーツ選手がイタリアの警察に所属しています。
マッテオ リッツォ選手の他にもアスリートが警察に所属
イタリアでは、刑務所警察をはじめとする警察組織が、所属するスポーツ選手をサポートするケースがあるとのこと。
パリオリンピックでも数多くのイタリア選手が警察に所属していたことが、イタリア警察のインスタから伺うことがでできます。
こでは組織のイメージアップを通じて採用活動に良い効果を生み出す、優秀なスポーツ選手が所属することで国民の士気を高めるなどの目的があるとのこと。
過去のイタリアのフィギュアスケート選手では、2012年世界選手権優勝、2014年ソチオリンピック銅メダリストのカロリーナ・コストナー選手も警察に在籍していました。
つぎにマッテオ リッツォ選手がイタリアフィギュアスケート界にもたらした偉業も含めた経歴を見てみましょう。
マッテオ リッツォ選手の経歴と偉業
1998年9月5日にローマで生まれる。
両親ともにアイスダンスの選手で、妹もアイスダンスの選手というスケート一家。
母親と一緒にいたくて4歳で初めてスケートを習うが、練習と言うほどものではなく競技として学ぶようになったのは2006年、8歳の頃。
2013年、15歳でイタリアのジュニア国内大会で優勝。
2015年、16歳で参加した世界ジュニア選手権に出場し総合2位を獲得。
2018年冬季オリンピックでイタリア代表に選出。
団体戦ではショートプログラムで5位、フリースケートで4位。チームイタリアは総合4位となる。
そして、 リッツォ選手はこれに続く大会でイタリアフィギュアスケート界に快挙をもたらす。
マッテオ リッツォ選手の成し遂げた偉業
同年の2018年3月に開催された世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得。
これはイタリア人男子にとって初のジュニア世界選手権メダルとなる快挙だった。
これが偉業のひとつ。
事実、イタリア男子フィギュアスケートでは世界的のトップレベルで結果を出した選手はほとんどいなかった。
勢いは止まらず同じく2018年11月に開催されたNHK杯で銅メダルを獲得。
NHKトロフィーでのリッツォ選手の銅メダルもまた、フィギュアイタリア人男子の歴史において初めての快挙。
続く2019年のヨーロッパ選手権でも銅メダルを獲得。
これも男性イタリア人選手では10年ぶりの偉業だった。
この2018年はマッテオ リッツォ選手にとってターニングポイントになったようで、2019年のインタビューで次のように語っている。
https://europeonice.com/2019/09/11/matteo-rizzo-aiming-high/
- 「最初はヨーロッパ選手権でのメダルは考えていませんでした」
- 「世界選手権のトップ10も考えていませんでしたが、シーズン中に考えを変え、それができるとわかりました。」
その後はコロナ等による大会の中止や世界レベルの大会で不調に苦んだものの、2023年ヨーロッパ選手権で銀メダルを獲得。
複数ヨーロッパメダル獲得も男子イタリア人選手では2人目だった。
同年3月の2023年世界選手権では9位に食い込む。
さらに2024年ヨーロッパ選手権に出場し、銅メダルを獲得。
この大会前に股関節に手術が必要なほどの故障が発覚していたものの、それを押しての出場でもあった。
この大会後リッツォ選手は股関節の手術を受け、競技生活に復帰。
10月初旬に2024年のCSブダペスト杯で手術後初の競技に出場し、金メダルを獲得。
CSとは?
国際スケート連盟(ISU)が公認するフィギュアスケートの国際大会シリーズ。
チャレンジャーシリーズ (Challenger Series)の略。
トップスケーターが参加するISUグランプリシリーズ(GPS)より格下。
順位によって世界ランキングのポイントを獲得できる。
マッテオ リッツォwikiプロフ まとめ
ということでマッテオ リッツォ選手についてのまとめです
- 1998年9月5日、イタリア生まれ
- 主な戦績
- 18年,22年オリンピックイタリア代表
- 18年世界ジュニア選手権 銅メダル(イタリア人男子初)
- ヨーロッパ選手権 23年2位、19,24年 3位 (複数メダルはイタリア人男子2人目)
- NHK杯 18年 3位 (イタリア人男子初)
- 23年 GPシリーズ フィンランド大会4位
- 24年 CSブダペスト杯 1位
- その他:警察に刑務官として所属
以上です!ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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