NHKの「ダーウィンが来た!」でイタチや野鳥の生息地としてたびたび登場する多摩川。
今回はこの2つを1つの記事にまとめておこうと思います。
この記事では以下のことを中心にお伝えします。
①多摩川ナイアガラの場所はどこなのか / 最寄駅 / 駐車場について
②多摩川トライアングルの場所はどこなのか / 最寄駅 / 駐車場について
ではどうぞ!
ダーウィンが来た:多摩川ナイアガラの場所はどこ?
最初に「多摩川ナイアガラ」という名前について。
多摩川ナイアガラという地名は、ない
「ダーウィンが来た!」が番組内でそう呼んでいるだけで、「多摩川ナイアガラ」という地名があるわけではないです。
番組を作成していたNHK側も、最初から場所を撮影場所として決めていたわけではなく、ある生き物を追っていくうちにまでたどり着いた…という経緯があるようです。
で、この場所が小さな滝状の特徴的な見た目をしていたことから「多摩川ナイアガラ」と名付けたというわけです。
なのでグーグルマップなどで「多摩川ナイアガラ」と入力しても出てきません。
多摩川ナイアガラの場所はどこ?
「日野用水堰(ひのようすせき)」と呼ばれる場所の周辺のこと。
ということで、グーグルマップでは「日野用水堰」で検索すると出てきます。
住所は「〒192-0022 東京都八王子市」と表示されます。
車で行く場合、駐車場は対岸に多摩川緑地くじら運動公園駐車場がありますが、あくまで公園利用者用です。
有料駐車場は近いところでも多摩川ナイアガラまで5km。
最寄駅はJR小宮駅。多摩川ナイアガラまで4km。
ちょっと行くのには根気が必要そうです。
あと、後述しますが動物観察に行く場合は、イタチなどの警戒心が強く、地上で生活する「哺乳類」はめったに見られません。
ミサゴやオオタカなど、空を飛ぶ猛禽類は比較的観察しやすいので、こちらがメインの観察対象になると思います。
また、こういう看板を見かけます。草むらに入る、など行動も伴うときは長ズボンで行くのが無難かと思います。
多摩川ナイアガラ、日野用水堰ってどのへんだろうと思って見たらくじら公園のあたりだった、実際この辺りから「マムシ注意!」とかの看板が出てきて危険度が上昇してくる pic.twitter.com/7ZT8wlNXXi
— 魚石 (@uox) October 22, 2023
で、そもそもこの場所がなぜ注目されるのか?です。
ダーウィンが来た!の多摩川ナイアガラってそもそも何?
多摩川は野生動物の宝庫としても知られており、【ダーウィンが来た:東京・多摩川の野生の営みを見つめるシリーズ】として、たびたび特集番組が放送されます。
多摩川周辺に生息する野生動物たちを紹介する内容として始まっており、様々な動物を追いかけていくうちにいろんな場所に遭遇していくわけです。
そんな中で番組が出会った場所というのが、この多摩川ナイアガラ(日野用水堰)というわけです。
様々な動物が紹介されているのですが、最近の回では海のハンターと呼ばれるミサゴと森の王者オオタカが多摩川で縄張り争いをする様子が紹介されていました。
そしてこの場所に遭遇する前に撮影をしていた場所が「多摩川トライアングル」という場所です。
ダーウィンが来た:多摩川トライアングルの場所はどこ?
こちらも正式な地名ではないのですぐ近くにある「拝島緑地広場」でグーグルマップにて検索をかけます。
先ほどの多摩川ナイアガラから上流へ向かって徒歩55分、車で12分の場所にある、秋川と多摩川の合流地点です。
住所は「〒196-0002 東京都昭島市拝島町5丁目12」
車で行く場合、駐車場は近隣い「滝ヶ原公園駐車場」「多摩川緑地福生南公園」がありますが、公園利用者用の駐車場です。
電車の場合の最寄駅はJR拝島駅。2.2kmなのでそこそこ歩きます。
多摩川トライアングルから陸橋を渡って住宅街に入ると有料駐車場がいくつかあるので、こちらに駐車して、あとはそのルートを歩いて戻る、というルートが良さそうです。
この多摩川トライアングルはたびたび「ダーウィンが来た」で放送されています。
動物はキツネ、アナグマ、イタチ、タヌキ、ノスリ、ハクチョウ、キジ、セッカなど様々。
ですが警戒心の強いイタチやアナグマなどは定点カメラを仕掛けてようやく撮影できていたように、めったに見られません。
一方で鳥類は比較的、観察しやすいと言えます。
また、マムシ注意の看板などもあり、あまり子供連れで気軽に行ける場所ではありません。
特に春や夏はマムシなどの行動が活発になっていたり、大型のハチなどにも注意が必要です。
観光感覚で行くのはやめたほうが良さそうですが、鳥類などは様々な種類の動物が見られます。
東京でそういう場所はなかなか珍しいので、足を運ぶ価値は十分にあります。
では多摩川での野生動物を楽しんできてください!
本日は以上です。
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